2011/01/25
来週のBILLBOARD 200は、わずかではあるものの、暗い見通しの霧から抜け出し始めるかもしれない。
THE DECEMBERISTSのニュー・アルバム『THE KING IS DEAD』が1/23までに7万枚ほど売れて初登場ナンバーワンになりそうだ。グループの最新作だった2009年の『THE HAZARDS OF LOVE』は19,000枚のセールスをあげて初登場で最高位の14位を記録している。
『THE KING IS DEAD』のおよそ7万枚の第一週セールスというのは、決して大きな数字ではないが、少なくとも過去2、3回のナンバーワンよりはマシと言える。
先週、CAKEの『SHOWROOM OF COMPASSION』はわずか44.000枚の売り上げでナンバーワンとなり、サウンドスキャン時代(1991-現在)のナンバーワンとしてはもっとも低い売り上げ記録を破った。この記録はその前の週にTAYLOR SWIFTの『SPEAK NOW』が52,000枚の売り上げで首位に立ったときに打ち立てたものだった。
来週トップ10に入ってきそうなその他のニュー・リリースは、『KIDZ BOP 19』、THE SCRIPTの『SCIENCE & FAITH』、SOCIAL DISTORTIONの『HARD TIMES AND NURSERY RHYMES』、そしておそらくJAMES BLUNTの『SOME KIND OF TROUBLE』だろう。
状況はこれからの週もほとんど低迷したままのようだ。1/25にはコンピレーション『2011 GRAMMY NOMINEES』、IRON & WINEの『KISS EACH OTHER CLEAN』、AMOS LEEの『MISSION BELL』が発売される。その後、2/1にはRICKY MARTINの『MUSICA + ALMA + SEXO』、BOB MARLEYの『LIVE FORE ER』、2/8には『NOW 37』、2/15にはBRIGHT EYESの『THE PEOPLE’S KEY』、PJ HARVEYの『LET ENGLAND SHAKE』が発売される。
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